テントのサイズ1間(いっけん)とは?
パイプ式組み立てテント(集会用テント)を注文する時に、サイズ表記がm(メートル)ではなく、「1間(いっけん)×2間」や、「1K×2K」といったように表記されています。
※ここでいう1Kと1間は、同じになります。
「1間(いっけん)とは何メートルになるのでしょうか?」1間について、簡単にご説明いたします。
1間(いっけん)とは?
そもそも1間とは、古くから日本で使われてきた尺貫法における長さの単位で、1間は6尺。
1尺はメ−トル法で約30.3cmとされていますので、「1間は 約1.8m」に換算されるのが一般的です。ちなみに、1間×1間=1坪となります。
計量法(1952年施行)の導入に伴って、1958年12月31日限りで、取引や証明に尺貫法を
単位として使用することは廃止され、正式図面等はメートル法の表記が義務付けられています。
しかし現在でも、日本家屋の設計の際に用いられたり、建材のサイズに適用されています。
「間(けん)」は、間(あいだ)と書くぐらいだから、何かと何かの間の長さかな?
と思う方もいるかと思います。1間は和室の柱と柱の間の長さです。
「畳の長辺とほぼ同じ長さが「間(けん)」と言えばイメージしやすいです。
「畳の大きさは182×91cm」およそ畳の長辺が1間で、畳の短辺が半間(はんげん)です。
4畳半は1間半×1間半、6畳間は2間×1間半、8畳間は2間×2間。
こうしてみると、日本の家屋は、半間=3尺(91cm)単位でつくられているのがわかります。
1間×1間の面積が「1坪」です。つまり1坪は、およそ2畳分。
大人が大の字になって、寝ころべるサイズが1坪です。
※1間の長さの基準は、メーカーや商品によっては多少異なりますので注意が必要です。テントをご購入前に、メートル表記でのご確認もおすすめいたします。
1間×1間(1.8m×1.8m)のテントとは?
では、1間×1間(1.8m×1.8m)のテントとはどのようなものがあるのでしょうか?
1間×1間は、既製テントでは一番小さいサイズですが、使い勝手は抜群です。
地鎮祭やフリーマーケット、戸建て住宅販売など、
限られたスペースで短時間使用する場合に最適です。
ワンタッチテントは、フレームが一体化しているので、広げるだけで組み立て簡単。
軽量コンパクトで持ち運びもしやすいため、大変使いやすいテントです。
イベントテントで人気のサイズ 2間×3間
ちなみに、イベント⽤テントのサイズの中で最も人気なのが、2間×3間サイズのテントです。
学校・⾃治体で既に所有しているイベントテントや集会⽤テントのサイズが2間×3間で、同じサイズを購⼊したいという理由で選ばれています。ある程度の広さを確保できたり、⼤きさの割に組み⽴てやすい等の理由が⼈気の秘密です。
創業1976年の老舗で、テントのプロフェッショナルが販売しています。
組み立て式テント、 ワンタッチテント、医療用、学校用テントなど目的に応じておすすめのテントを教えてくれます。