ワンタッチテントのたたみ方とは?
「ワンタッチテント」のたたみ方とはどのようなものでしょうか。
フレームが一体化していて、組み立て、撤去が簡単な「ワンタッチテント」ですが、具体的にどのようにしまえばよいのでしょうか?
イベントが終了してからすぐに「ワンタッチテント」を撤去できる手順をご説明いたします。
ワンタッチテントのたたみ方
「ワンタッチテント」かんたんてんと3の場合
※ワンタッチテントを撤去する際は、必ず手袋をして大人2人で注意をしておこなってください。
①ロープの先端に付いた杭を全て取ります。
横幕が付いている場合は、横幕を先に取り外してください。
風対策で、ウエイトを柱に取り付けていた場合は、ウエイトも全て外します。
②ロックアジャスターを押して、すべてのアウターレッグを一番下までスライドさせます。
※アウターレッグとインナーレッグの連結部で指を挟まないように注意してください。
③天幕に結んだロープをすべてほどき、天幕内側のヒモとロープを外します。
④四隅の天幕を少しめくり上げ、ロックピンを指で引いて、ロックを解除します。
⑤マジックテープで固定された箇所をすべてはがし、天幕を取り外します。
天幕は取り外して収納することで、摩擦による傷みも少なくなり長持ちします。
⑥トラスバー下側のV字部分を持って、本体フレームを浮かせながらゆっくりと縮めてゆき、最後はアウターレッグを持って縮めます。
※トラスバー、アウターレッグ等により、指を挟まないように注意してください。
⑦本体フレームは収納バッグに、天幕は天幕収納袋に収納し、付属品の数を確認してください。
※天幕が水滴や雨で汚れた場合は、乾いたタオルで軽く拭き取り、水滴が付いたまましまわないでください。カビの原因になります。
ワンタッチテントの持ち運び方
「ワンタッチテント」には、持ち運びを楽にする「台車」がオプションにあります。
1.8m×1.8mの小型テントでも総重量にすると約20kg、3m×6mの大型テントになると総重量が約50kgと、1人で運ぶには重く負担に感じます。女性が1人で運ぶのは難しいと言えます。
そこで台車を使う事で、重いテントの持ち運びを軽減出来ます。ワンタッチテント専用の台車を使う事で女性でも、持ち運びが出来ます。
テントのメンテナンス
●使用後は天幕と本体フレームの汚れを落とし、よく乾かしてから収納してください。
天幕の汚れがひどくなると見た目も悪くなり、耐候性・耐久性も悪くなります。
定期的に薄めた中性洗剤で汚れやくすみを拭き取り、天幕や本体フレームに洗剤が残らないように濡れ雑巾等で拭き仕上げしてください。(シンナーやアルコール類は、素材や生地を傷める原因になりますので絶対に使用しないでください。)
●塗装部のはがれやサビを発見した場合は、市販の補修用具で早期に塗装、補修をおすすめします。
●ボトル各部やネジ等、緩みがないか定期的にチェックを行い、緩みを見つけた場合はレンチで締めてください。その際、締めすぎるとネジがから回りして壊れる恐れがありますので、適度に締めてください。
●天幕などの生地は経年劣化します。防水効果も低下しますので、市販の防水スプレーや目止剤を使い、定期的に塗布することをおすすめします。
●天幕を濡れた状態や高温多湿な場所に長期保管すると、ひっついたりする事がありますので、定期的に広げてメンテナンスを行ってください。
※テント専門店で購入したテントは、修理や部品交換、天幕のみの購入が出来ます。おすすめのテント専門店はこちら→「イベントテント専門店」
テントの保管場所
テントを長く綺麗にお使いいただくためには、保管場所が大変重要です。
直射日光を避け、雨のあたらないような風通しの良い、湿気の少ない場所に保管してください。
※テントの保管方法について、こちらの記事も合わせてご覧ください。→「イベントテントの保管方法<クリーニング・カビ予防>
まとめ
「ワンタッチテント」の撤去~保管方法まで、イメージはつきましたでしょうか?
「ワンタッチテント」は、組み立てや撤去が簡単で扱いやすいので、手軽に使える点が人気です。
※「ワンタッチテント」おすすめのテント専門店は→「イベントテント専門店」
※ワンタッチテントの組み立てについて、こちらの記事も合わせてご覧ください。→「簡単 ワンタッチテントの組み立て方」
創業1976年の老舗で、テントのプロフェッショナルが販売しています。
組み立て式テント、 ワンタッチテント、医療用、学校用テントなど目的に応じておすすめのテントを教えてくれます。