熱中症対策に欠かせないテント
今年も暑い季節がやってきました。
暑い季節になるとテレビや新聞でよく目にする「熱中症」とは?
「熱中症」に関して軽く思われている方も多いかと思いますが、
熱中症が原因で、毎年多くの死亡者が出るほどの恐ろしい症状です。
屋外イベントや運動会、工事現場での作業や農作業など、
日差しが強く暑い屋外で、長時間活動を続ける人にとって「熱中症」にかかるリスクは
非常に高く、熱中症患者を出さないためにも熱中症対策が重要となります。
「熱中症」とはどのような症状でしょうか?
「熱中症」とは、体温が上がり体内の水分や塩分のバランスが崩れ、
体温の調節機能が働かなくなり、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などの
さまざまな症状を起こす病気のことです。
重症化すると死亡する可能性もあり、初期状態の内に対処する事が重要です。
【軽度の場合】
「めまい」「立ちくらみ」「顔がほてる」などの症状が起きます。
「なんだかくらくらする」と感じたら、安静にして水分補給をしてください。
また、「筋肉痛」のような、筋肉が硬直する症状が出る事があります。
塩分の欠乏により起こる症状なので、塩分補給をしてください。
【中度の場合】
「吐き気」「頭痛」「身体のだるさ」を感じます。
すぐに涼しい場所で水分と塩分を補給してください。
「大丈夫」と言って、対処せずにいると重症化してしまう事もあります。
体調が戻るまでは安静にします。体調が戻らない場合は、病院で受診してください。
【重度の場合】
「意識傷害」「けいれん」「自力で水を飲めない」などの症状が起きます。
早急な対処が必要です。すぐに救急車を呼んでください。
救急車が到着するまで、涼しい場所に寝かせて、衣服をゆるめ身体から熱を放出させます。
応急処置として、首や脇などの血管が太い箇所を、冷水で濡らしたタオルや
冷たいペットボトルなどで冷やし、体温を下げることも効果的です。
「熱中症」になりやすい人とは?
●激しい運動や、長時間高温の中で作業する事で体内が熱くなった人。
●疲れや寝不足で体調が万全でない人。
●体温調整機能が未熟な乳幼児。
●暑さや喉の渇きが感じにくい高齢者。
しかし、どのような人でも熱中症になる可能性はあります。「私は健康だから大丈夫」と言って過信は禁物です。
「熱中症」になりやすい場所とは?
●気温や温度が高い場所
アスファルトの照り返しにより、地面の気温が急激に高くなる屋外。
●日差しが強い場所
グラウンド、畑、田んぼ、工事現場など、日陰がなく日差しを直接受ける屋外。
●風が無い場所
熱がこもりやすくなる、密閉された車内。
気温が高い日中や夜、エアコンを付けず、窓も閉めきった屋内。
「熱中症」対策はいつから?
身体に暑さが慣れてない時期から「熱中症」になりやすいと言われています。
急に暑くなる日がある5月頃から「熱中症対策」を始めましょう。
梅雨時期は雨だからと思われがちですが、急に晴れて気温が高くなり、
熱がこもりやすくなるため油断は禁物です。急な温度変化に備えて早めの「熱中症」対策が必要です。
「熱中症」を予防するには?
●暑さを避ける
外出時にはなるべく日陰を歩く、帽子や日傘を使う。
屋内では、ブラインドやすだれで直射日光を遮る、扇風機やエアコンで室温・湿度を調整する。
屋外の場合は、木陰やテントの下など、日陰になる涼しい場所で身体を休めせ、こまめに水分・塩分補給をする。身体に熱を貯めないようにする。
●服装で調整する
外からの熱の吸収を抑え、体内の熱をスムーズに逃がす服装が理想です。
素材は、吸収性や通気性の高い綿や麻などが良いです。
また、熱がこもらないよう、襟ぐりや袖口があいたデザインもおすすめです。
薄着のほうが涼しいとはいえ、インナーを着たほうが肌とインナー、
インナーとアウターの間に空気の層ができ、外からの熱気を遮断してくれます。
●熱中症対策グッズの活用
水・経口補水液・スポーツドリンク・塩飴、塩タブレット・ネッククーラー・保冷剤・瞬間冷却パック・冷却スプレー・帽子・日傘・うちわ・ハンディ扇風機
「熱中症対策」グッズもドラッグストアなどでよく見かけるようになりました。
自分に合った暑さ対策グッズを選んで、熱中症予防をしましょう。
まず大切なのは水分補給。のどが渇いていなくてもこまめに水分を取るようにしてください。
効率良く水分補給できる経口補水液やスポーツドリンクは、汗と共に失われやすい電解質も補給できるのでおすすめです。
経口補水液とスポーツドリンクの違いは、電解質と糖分の割合です。
経口補水液にはナトリウムが多く含まれ、すばやく水分が吸収できるので、暑い日の水分補給にぴったりです。スポーツドリンクは糖分が多めでナトリウムは抑えぎみなので、飲みやすいことがポイントです。
スポーツや仕事で、たくさん汗をかくときは塩分補給も必要です。
素早く塩分摂取したいなら、塩飴や塩タブレットが便利です。
ただしスポーツドリンクには塩分が含まれるので、一緒に摂取する場合は、過剰摂取にならないよう、摂取量に注意してください。
効率良く体温を下げるには、体表近くを通っている静脈を冷やすのが有効です。
首や足の付け根、ワキの下、特に首を冷やすのが効果的です。
すぐに体温を下げたい時は、ネッククーラーや瞬間冷却パックなどで首元を冷やすと良いです。ネッククーラーは、首に巻くだけなので使い方も簡単です。
保冷剤を入れて使うタイプや水で濡らして振るだけのものなどがあり、いずれも繰り返し使うことができます。
瞬間冷却パックは叩くだけで瞬時に冷えるので、持ち運び用にぴったりです。
保冷剤として再利用できるものを選ぶと経済的です。
自宅では保冷剤タイプ、外出先では水に濡らすタイプが便利です。
テントによる「熱中症」対策とは?
●日除けになる
日差しを浴び続ける事により体内に熱がこもる事が「熱中症」の原因になります。
テントを立てる事で日陰になり、直射日光から人々を守る事が出来ます。
また、大型テントには沢山の人が入るため、椅子をおいて観客席として利用もできます。
●風通しが良い
「風通しを良くすること」が「熱中症」予防に良いとされています。
テントには屋根となる日除けがあり、横面には何も無いため風通しが良いです。
●「熱中症」だと感じた時、応急処置の場所になる
「熱中症」だと感じた時、すぐに涼しい場所で安静にする事が重要です。
そのため、テントは応急処置の場所として非常に有効です。
「熱中症」対策に最適なテントとは?
●天幕がUV加工されているテント
天幕に遮熱ターポリンを使用し、紫外線カット、遮熱効果があります。
テント内の温度を下げる工夫をした熱中症対策テントです。
●メッシュタイプ生地のテント
見た目にも涼しげなメッシュ生地のテントです。
優れた通気性で、遮光・遮熱効果のあるメッシュ生地を使用した日除用テントです。
●設置、撤去が簡単なワンタッチテント
暑い夏は1秒でも早く日陰を作りたいものです。
そんな方には設置、撤去が簡単なワンタッチテントがおすすめです。
テントとミスト送風機の同時使用が効果的
テントで日陰を作りミスト送風機を置く事で、より快適で効果的に体感温度を下げることが出来ます。ミスト送風機にはファンが付いた扇風機のようなものや、ノズル式のものがあり用途に合わせて選ぶことが出来ます。
創業1976年の老舗で、テントのプロフェッショナルが販売しています。
組み立て式テント、 ワンタッチテント、医療用、学校用テントなど目的に応じておすすめのテントを教えてくれます。